工事担当の伊庭大貴です
本日は断熱材について軽くご紹介差し上げます
手っ取り早く、詳しく知りたい方は
11/29土曜日に「断熱材の勉強会」を企画しておりますので、是非ご参加ください!
夏の暑さが厳しくなり、年間の寒暖差が激しくなってまいりました
省エネの為に断熱性能は高くないと!
何となく理解しているようで、詳しくは知らない断熱材
断熱材と言っても種類は多岐にわたります
業者さんによってお勧めが変わってしまい、迷子になってしまいますね
そんな皆様に断熱の導入編としてご紹介いたします
断熱材とは?
そもそも断熱材とは何なのでしょう
断熱材を語るには、熱還流率・熱伝導率等の言葉は欠かせませんが
ここでは難しいことはさておき、分かりやすく解説していきましょう!
断熱材を一言で表すと、熱を遮る材料です
材種によっては、熱を遮る能力が違います
言葉だと分かりにくい方は、イメージしてみましょう
熱を水だとしたときに、断熱材はビニール・布・網とします
どれが一番水を遮れますでしょうか?
ビニールを使えば、水を通しませんね
高性能な断熱材を使う事で、室内と室外を行き来する熱を遮ることができます
夏は外の熱を侵入させず、冬は室内の熱を逃がさないお家にすることができます
冷暖房で調整した室温が変わりにくくできます
よく例えられるものが魔法瓶です
高性能断熱とっても魅力的ですね
断熱の種類
室内温度に大きく影響する断熱材
一体どんなものがあるのでしょうか
代表的なものを比較できるようにご紹介いたします
・グラスウール
ガラス繊維を綿状にしたもので、住宅では最も一般的と言っても良いでしょう
価格が安く・コスパが良いですが、湿気に弱く、施工によって性能差が生まれやすいです
・ロックウール
天然鉱石を繊維化した断熱材です
耐火性・防音性が高く湿気にも強いですが、やや価格が上がってしまいます
・発泡ウレタン
液状の断熱材を吹き付けると泡のように膨らみます
膨らむことで、隙間を埋めてくれるので気密性能を上げやすく高気密高断熱を実現させやすいですが、価格は上がりやすいです
・セルロースファイバー
古紙を再利用したエコ素材。ホウ酸を含み防蟻性能も発揮します。
調湿・防音・防火性に優れ環境にも優しいですが、専門施工が必要で価格が上がりやすいです
・ポリスチレンフォーム
発泡スチロールのような板型断熱材
防湿・耐久性が高いので外断熱によく使われますが、加工性が低いため隙間が生まれやすいです
これら種類を決めても、商品によって性能値が変わってしまいます
実際の性能や価格は、それぞれ具体的な数字を比較しながらの検討となります
まとめ
導入編という事で、簡単にご紹介差し上げました
読んでみて逆に分からなくなってしまった方も沢山いらっしゃるかと思います
結局何が一番いいの?と言われてしまっている気がしますが
建築全般そうですが、すべて一長一短があり単純に一番を決めることはできないというのが回答となってしまいます
断熱性能だけでは無く、気密・防音・防火・調湿・耐久等色々な性能の名前も出てきてしまいました
それだけでは無く当たり前ですが、価格が付きまといます
自分で話しておいてなんですが、どんどん選ぶのが難しく感じられてきました
その他にも断熱性能で話すなら、サッシ性能も欠かせません
熱環境で話すには、蓄熱性能も話題に上がります
なんだか頭が痛くなりますね
そんな皆様のために「断熱材の勉強会」を11/29土曜に開催予定です
弊社洗足事務所にて、発泡ウレタンとセルロースファイバーのメーカー様にご登壇頂きセミナーも計画しております
詳細については来週公開予定ですが、是非今から予定を空けてご準備頂けると嬉しいです
断熱材だけに限らずなんでもご相談してください
少し話題がそれましたが、断熱一つとってもとても難しい話です
お悩み解消の為に、是非私たちにお力添えさせてください
皆様とお会いできることを楽しみに待っております



