新築やリフォームを検討する際、バスルームは毎日の暮らしに直結する大切な空間です。快適な入浴時間と、毎日の家事を楽にするために、広さと浴槽選びのポイントを整理してみましょう。
【広さ編】家族構成で考える、ちょうどいいバスルーム
新築バスルームの広さは家族構成や生活リズムで変わります。
0.75坪タイプ:掃除がしやすく、家事スペースとのバランスも良いタイプです。狭い空間でも設置しやすく、1人で入浴するのにぴったりのサイズです。ただし、コンパクトなので、ちょっと窮屈に感じるかもしれません。足を伸ばして入浴したい場合は、もう少し大きめのサイズを検討してみるのもおすすめ。掃除の手間が少なく、脱衣所や洗濯スペースとの距離も近く、日々の家事動線をスムーズに保てます。小さめでも効率よく使いたい家庭向けです。(ユニットバスのサイズ呼称:1116、1216、1317)
1坪タイプ:1坪はユニットバスの標準的なサイズです。浴槽で足を伸ばしたり半身浴を楽しんだりでき、広めでゆったりと入浴できるタイプ。リラックス感を重視する方におすすめ。1人で入浴するには十分な広さですが、複数人だと狭く感じるかもしれません。家族構成に合わせて選んでみることをおすすめします。(ユニットバスのサイズ呼称:1616、1717)
1.25坪タイプ:1.25坪の浴室は、親子での入浴や将来の介護にも適したゆとりあるサイズです。浴槽も広めで足を伸ばしてくつろげ、洗い場も余裕があるため小さなお子さまと一緒でも窮屈さを感じにくく、家族で楽しむバスタイムにもぴったりです。新築時には、脱衣所や洗濯スペースとの動線、掃除のしやすさも合わせて検討しておくと、日々の使い勝手がさらに向上します!(ユニットバスのサイズ呼称:1620)
毎日の暮らしを想像して、家族みんなが快適に使えるバスルームを選びたいですね✨
【浴槽編】形と素材の違いで選ぶ、快適なバスタイム
浴槽は、その形や素材によって、入浴の快適さや掃除のしやすさが大きく変わります。ライフスタイルに合わせて、それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。
【浴槽の形】
ストレート浴槽:スタンダードで使いやすい
最も一般的な長方形の浴槽です。シンプルで無駄のないデザインは、どんな浴室にもなじみやすく、掃除がしやすいのが特長です。
ワイド浴槽:広さでくつろぎを深める
ストレート浴槽よりも横幅が広いタイプです。ゆったりと湯船に浸かりたい方、親子で入浴を楽しみたい方に適しています。
【浴槽の素材】
FRP浴槽:手軽さと扱いやすさのバランス
繊維強化プラスチックの略で、軽量で成形しやすく、コストを抑えられる素材です。普及価格帯のユニットバスで広く採用されており、価格と扱いやすさのバランスが良いのが特長です。
人工大理石浴槽:質感と耐久性を求める方へ
なめらかな肌触りと高級感のある質感が魅力です。表面が硬く、キズや汚れに強いため、お手入れも比較的簡単。美しい見た目を長く保ちたい方におすすめです。
【体験編】ショールームで実物を確かめるポイント
図面やカタログだけでは分からないことも多いため、ショールームで実物に触れてみることが重要です。
- サイズ感と素材感の確認
実際に浴槽に入ってみて、広さや深さを体感しましょう。素材ごとの肌触りの違いも確かめられます。
- オプション機能のチェック
浴槽の保温機能や床が掃除しやすいかどうかなど、カタログだけでは分かりにくい機能を実際に試してみましょう。
バスルームは、単に体を洗う場所ではなく、「くつろぎの場」であり、日々の快適な暮らしを支える空間です。家族構成や入浴スタイルに合わせて選びたいですね。
浴槽は形状・容量・素材・保温性・手すりの有無など、選ぶポイントが多岐にわたります。ご家庭の暮らし方に合った最適な選び方について知りたいことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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